今、アメリカは北朝鮮に対して非常に危険な状況にある

今、アメリカは、北朝鮮に対して非常な危険な状態に墜ち入っていると思われる。
今川義元アメリカ)と織田信長北朝鮮)が戦った尾張桶狭間の戦い(1560年)の直前の状態に似ている。北朝鮮から奇襲されないように一時も油断は許されない。日本もだ。韓国もだ。
アメリカのトランプ政府の大統領・補佐官・幕僚間は指揮連絡系統がバラバラで、きちんと意思疎通ができた政策・命令・指示が出せないでいる。それに対して金正恩朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮は、上から下まで見事に一糸乱れず統制されている。
アメリカは近代最先端装備多数であるが北朝鮮の任意の時刻・場所で同時多発的に要点包囲網射撃が実行されると完全防御は不可能である。アメリカには今までに、北朝鮮が発射した弾道ミサイルを、発射から頂点に届くまでに撃ち射落としアメリカの強さを見せ付けてもらいたかった。
それに対して日本が今なすべきことは第1に「自分の国は自分で守る」弾道ミサイル抑止力を構築発展させて防衛力の急向上である。具体的には「北朝鮮がミサイル発射と同時に撃ち落とせる」ように、迎撃ミサイルSM3搭載のイージス艦の8隻体制の実現、地上配備型誘導弾PAC3などの改良を急ぐべきである。第2はアメリカが日本の防衛のために活動しやすいように法整備や兵站支援の増大である。
第3にわが国民の愛国心と防衛意識(危機管理)意識の改革・高揚である。北朝鮮問題や中国問題がまるで他国のことのように日本には関係なしと思っている人がいないのか。