男子の性

男子小・中・高校生のために
男子の思春期の性
1 この話は、 私の兄弟の性に関する体験談を参考にして作成しました。
2 大人になるための仕組みが小学校高学年(10歳位)から18歳ぐらいまでに始まり、身体が色々と変化をします。脳が体の中の男性ホルモンを血液を通して全身に運び子供から大人への準備をさせます。ひげが生えたり腋毛が生えたり性毛(陰毛) が生えたりのど仏が大きくなって声変わりがしたり、にきびが出来たり精通が始まったり性器が発達したり、周囲の女の子にも非常に興味を持つようになったりします。 このような現象を思春期といいます。精通とは勃起したオチンチン(ペニス・陰茎・ 珍棒・チンコ等の愛称があります。)から青臭く白く濁りねばねばした精液が初めて 飛び出すことです。
 その年齢は人によってまちまちですが10歳から18歳ぐらいに掛けて起こります。まったく気づかない人もいますが朝起きてみたらパンツがヌルヌルとした液体でしてぬれたりしていることで分かります。おっしっこをもらしたときとはぜんぜん肌の感触が違います。
3 オチンチンの勃起はスポンジに水がしみこむように血液がオチンチンに集中しオチンチンが硬く太くなります。勃起したオチンチンはHなことを想像したり、女の子に触れたり女性のヌード等刺激物を見たりHな夢を見たり自分の手で一人H(自分の性器を5本の指で囲み5本の指を性器触れて且つ性器に沿わせて上下に強くこすりながらピストン運動することです。女性との性行為は女性の膣の中で同じように男性の性器をピストン運動させてしますが膣の中は生温かくて男性が一人Hする以上に気持ちよいものですが自分の手で行う一人Hでも気持ちよく射精してしまいます。 すなわちオナーニ、マスターベーション、せんずり、手淫等の愛称があります。)をしたりして興奮すると尿道から白いねばねばした青臭い液体の精液が飛び出します。これを射精といいます。そのときに男の子は性的な快感をと喜びを得ます。また、心の中でモヤモヤしていたことがなくなりすっきりして元気がでます。くよくよと悩んでいたり、いらいらして人や物に当たり散らししていたりしていたときのストレスの一解消方法としてもよいものですが、スポーツで解消したほうがっもっとよいでしょう。
4 男の子の性器はペニスと陰嚢(精巣が入っている袋のようなもの、睾丸・金玉の 愛称があります。)以外はすべて内性器です。内性器には精子を作る精嚢、精子の通り道の精管(精巣で造られる精液の通り道)、精液を造る前立腺精子はここで分秘物と混ざって精液となります)があります。精巣は性器の根元に二つぶら下がっている球形の陰嚢の中で精子を造るところです。なぜ体の外にあるわけは精子が熱に弱いので体温を低く保つためです。尿道はおっしこの通り道でもありまた精液が体の外へ出るときの通り道でもあります。精通の年齢は10歳から18歳に始まり12歳から13歳が一番多く始まります。人によってまちまちなので友人は精通が始まったのに自分はまだないと悲観することはありません。
5 修学旅行時、風呂場で友達のオチンチンは大きいのに自分のものは小さく見えることがあります。それはオチンチンは細長く円筒形(勃起時は直径3cm.から5cm長さ7cmから15cm普通はその半分ぐらい)をしているので友達のものは横から見て自分のものは上から見てしまうから、そのように錯覚してしまいます。また、思春期には性器はどんどん成長していますので悩む必要はありません。
6 Hなことを考えなくても勃起することがあります。勃起は無意識に起こることもよくあります。特に10代20代は朝起きたときにオチンチンが大きく硬くなっています。これを朝立といいます。睡眠のメカニズムと関連していて朝、目が覚める頃はまだ筋肉が緩んでいるから生理的勃起が起きます。朝、完全に目が覚めておしっこをすると小さくなります。
7 体は大きいのに性毛がまだ生えていない。人によって成長の度合いが違いますので心配は要りません。そのうちみんな同じようになります。
8 精液とおっしこは同じところから出るのにどうして混じらないのですか。尿道のなかにうまいしくみがあって、おっしこが出る時は精液のでところが閉じてしまい、精液の出るときはおっしここの出るところが閉じてしまうからです。おっしこもしたいときに一人Hなどをして射精する時に尿道の中の精液と尿とを分離するところの扉の変化が感覚的にわかります。
9 お家の方へ、ひげが生え、声が枯れのど仏が大きくなると精通が訪れる時期と思ってください。第2次成長期が始まり脳下垂体の前葉頭から性腺刺激ホルモンが分泌され、それにより男の精巣で男性ホルモンが作られ血液を通して全身に運ばれ少しずつ性に目覚め女性を意識し精神的にも肉体的にも子供から大人への成長過程をたどっていきます。まだ、きちんとSEXができなくてまだ一人Hも覚えていなく肉体的にだけ大人に速く近づき精神的不安定で、気持ちがもやもやしたり周囲に当り散らししたり物を壊したりすることが多くなります。このような時こそ積極的に常にお子様の様子を観察し把握し、性の悩みのよき相談相手になりましょう。
10 男の子の生理を理解しましょう。Hの本を見たりHの画像を見たりしていたら頭から卑しいとか汚いとか決め付けないでそのようなときも必要があるのだと大人になるための一勉強だと理解しましょう。ただ、度が過ぎては女の子にいたずらをしたりしてはいけません。女の子は深く傷づつきやすいものです。一人Hや夢精やスポーツでごく自然に解決するように明るく見守って悩んだときはよき相談相手になりましょう。
11 思春期は毎日精子が作られます。受ける側で一定量になると放出されます。それが射精で初めての射精を精通といいます。精通は10歳から18歳で経験しその多くは一人H(マスターベーション、せんずり、手淫等)によって消費するものです。また、性的夢を見て起こる夢精によっても消費されます。朝パンツの中がねばねばした液体で汚れているから分かります。大人のものよりも若いほど青臭くねばねばしています。これを機会に自分のパンツは自分で洗濯させたり汚れた部分を水洗いしてから洗濯機に入れさせるなどよいしつけをさせるチャンスでもあり、また、お家の方が男の子の生理現象を把握するチャンスでもあります。現実は精子の生産量と消費量が不一致になりどちらかというと消費量が少なく体の中に溜まった性エネルギーにより周囲に当り散らしたりしたり逆に悩みこんだり女の子を追い回したりしてしまいがちです。その点を如何にサポートするかがお家の方にとっては非常に重要です。精神的にも肉体的にも不安定な年頃だということを常に念頭に入れて起きましょう。
12 自然の性と文化の性についてですが、性欲が起こり女性に興味を持つことはごく自然のことです。精通を経て男の子は生殖能力が備わります。そして女性とSEXをして赤ちゃんを作り育てることも人間社会おいて非常に大切なことです。ただし、ややもすると男性は軽はずみ性行為を追い求め学生としての勉強や今後の生活設計 のことも避妊のことも今後の生活力も子供の世話も経済的なことも相手の女性の生理現象も女性の気持ちも何も考えずにむやみにSEXに陥りがちな時もあります。その時は、 よくたしなめて、反って生まれてくる赤ちゃんや相手の女性を不幸にしてしまうだけであることを悟らせ一人Hや運動で余分な性エネルギーを消耗させることが重要です。あくまでも性行為は人間と人間の肉体的コミニュケーションを図る一つで、それにより女性と男性の愛が深まり、よき家庭を持てる人間社会があることを教えてこのように自然の性と文化の性の調和が計らえることを教えましょう。
13 男性と女性の体の違いや赤ちゃんはどうして出来るのかなぜSEXは必要なのかなぜ一人Hは必要なのかなぜ相手の女性を大切に扱うことが必要なのか、明るく双方が理解し合いお互いのことを肉体的にも精神的にも理解しながら相互に助け合える性の文化が人間社会の文化の元となることを理解させましょう。また女性の生理現象についても教えて女性の性の生理現象は男性より複雑でありその生理現象はどのようなものか精神的にも不安定になり肉体的にもおなかが痛かったり排卵日の前後は妊娠しやすいので男性はSEXがしたくなっても一人Hやスポーツをして体を消耗させて精神をすっきり去るべきだと諭しましょう。もちろん相手の女性にもその自覚が必要ですが。
4 間違った性の情報や氾濫する性の情報から単なる肉体的に快楽的に性の追求をして赤ちゃんを女子高校生が自宅や学校のトイレで産み落として殺してしまう事件が後を絶ちません。子供だけの責任ではなく親としての重要な責任もあるはずです。 また、大人が携帯電話の出会い系サイトで女子高校生や女子中学生と援助交際をし たり彼女らも小遣い稼ぎに安易に出会い系サイトで売春を求めたりしています。親が子供の行為を人のことのように投げっぱなしにせずにもっと目を光らせる必要があります。現在はどちらかというと親のほうがだらしなく子供にもそのようなしつけ指導が出来ない人が増えているのが現状ではないでしょうか。
15 最後にまだ人生経験の浅い私ですが小・中高校生のお姉さんとして皆さんのお役に少しでも立てばとパソコンを駆使しました。明るく健康的な皆さんの活躍を見守っております。健康管理に気おつけて、勉強にも遊びにもスポーツにも芸術にも親孝行にも頑張り明るい楽しい青春時代を過ごしてください。
女の子の性については次号に記す予定です。